
(2007.12.23)
■エントランスは中央のドーム状の建物と、それをはさむように配置されている南北の管理施設からなっています。
■中央のドーム状の建物のデザインは、デンマーク・チボリ公園のエレガントさを代表する建物の一つである「クリスタルホール」をモチーフにしています。「クリスタルホール」は、照明デザイナーであり、デンマークを代表する建築家でもあるポール・へニングセンの設計です。ポールは彼の息子のサイモン・へニングセンが50年代後半に引き継ぐまで、チボリの建築家として活躍しました。デンマーク・チボリ公園にあるクリスタルホールはガラス張りですが、夏でも涼しいデンマークと違って日本の夏は高温になることなどを考慮して、ガラス無しでもガラスがあるように見えるよう今のスタイルになりました。
■倉敷チボリ公園に来園者がやってくると、まずポスターコラムを見てチボリ内での催し物を知ることができます。次に入園券を買って中に入ると、光のシャワーを一杯に浴び、チボリの雰囲気を一気に感じ取ることができます。
■このドームの両サイドの建物は、コペンハーゲンを代表する街並みとして有名なニューハウンを参考にデザインされました。ニューハウンとは「新しい港」の意味で、1671年に約500mの長さで掘られた運河沿いの街です。この港は過去の色々な出来事の目撃者でありますが、今では建物もカラフルに塗られ、楽しい色々な催し物の中で静かな町のオアシスとなっています。
もうすぐ、夏至。6月20日には、倉敷駅北側のアンデルセン広場でキャンドルイベントがあるそうですよ。

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posted by チカクの中の人 at 13:03| 岡山 |
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